10月18日(日)に、「お花のペーパーデコレーション 輪飾りのフレームをつくろう」を開催しました。

講師は、紙で作る立体的な切り絵や飾り花などのペーパーデコレーションを手がける、一般社団法人ペーパーデコレーション協会 ワイ・ワイクリエイションのやまもとえみこさんです。
http://y-ycreation.com/

今回は、紙で立体的なお花を作り来年用のカレンダーフレームを華やかにデコレーションします。

 
はじめに、好きなデザインのフレームとカレンダーを選び、材料と道具を確認します。続いて、ハサミの使い方、紙の切り方を学びました。モニターに映し出されたやまもとさんの手元をじっくり観察!
「ハサミは体に真っすぐに構えて・・・」「カーブを切る時はハサミは動かさず、紙を回して切るんだね」
製作開始!まずはお花の型紙を切り取ります。
「線に沿って丁寧に・・・」「ハート型の花びら24枚、丸型の土台2枚、切れた!」

 
次に、紙を丸めて花びらを立体的にする技法、“カーリング”に挑戦!カールしたい内側に丸い箸を置き、しっかり押し当てて、クルクルと丸めていきます。
「カールさせる向きに気を付けよう」「互い違いになるように・・・」「面白い!本物の花びらみたいになった」

いよいよ型紙を貼り合わせてお花作り!土台に花びら6枚を貼り、さらに6枚をその上に貼り重ねます。
「花びらと花びらの間から下の花びらが見えるように、ずらしながら貼るんだ」「花びらが立ち上がるようにクセをつけると、立体的なお花になったよ♪」

 
葉っぱを型紙を使って切り取り、立体的にしていきます。紙は木材や草などの繊維から作られており、繊維は同じ方向に並ぶ傾向があるため、折りやすい・折りにくい方向があると教わりました。
「紙の厚さが花びらと違う・・・葉っぱには硬くて厚い紙を使うんだ!」
花びらや葉っぱなど、それぞれのパーツに適した厚さの紙を使うと良いことも教わりました。
「縦に真ん中で折って、外側に向けてカーリングさせて・・・葉っぱらしくなったよ☆」

 
ペーパーラフィア(紙ひも)をフレームのサイズに合わせて丸め、輪飾りを作ります。
「先っぽを巻いたりねじったりして、変化をつけよう」

すべての素材をフレームに貼り、好きな模様の紙も自由に貼ってデコレーションしたら、完成!
「身近な材料や道具でステキな作品ができて満足!」「家でも作ってプレゼントに使いたい!」「楽しかった♪アレンジして他のお花も作りたいな」
作品を作るための基本的な技法をしっかり学べましたね。カレンダーは取り外しができ、長く飾って楽しめます。花びらの形や紙質などを変えると違った印象になりますよ。いろいろな種類のお花作りにぜひ挑戦してください☆