11月7日(土)に、「手織りのマスクケースをつくろう」を開催しました。
講師は、文化センターなどで手織りを教えている「手織り工房YUKI」の辻澤さんです。
手織り工房YUKIホームページ

今回は、卓上手織り機で布を織り、オリジナルのマスクケースを作ります!

最初に、たて糸とよこ糸を選びます。続いて、辻澤さんの手元をカメラで撮影しモニターに映し出しながら、布の織り方、手順など説明を受けました。

さっそく、たて糸張りに挑戦!
「たて糸が緩まないようにピンと張ろう」
手織り機とたて糸の間にヘルドを挿し込みます。
※ ヘルド・・・綜絖(そうこう)ともいう。織機でよこ糸を通すためにたて糸を上下に分ける器具

ヘルドを立てるとたて糸が上下に分かれ、半回転させると上下が入れ替わることを確認して製作開始!

よこ糸をシャトルに8の字を描くように巻いて、たて糸の間にシャトルを通します。
※シャトル・・・杼(ひ)ともいう。織物を織るときに、たて糸の間によこ糸を通すために使われる道具

よこ糸を30度の位置に置き、ヘルドで手前に引き寄せます。ヘルドを元の位置に戻し、くしを使ってよこ糸をたて糸にしっかりと打ち込みます。
「よし、1段織れた♪」
ヘルドをクルッと回転させて、シャトルをたて糸の間に通し、先程と同じ作業を繰り返して織っていきます。

織りは初めての子も次第にリズムよく織れるようになり、スピードアップ!
「途中でよこ糸を変えてみよう」「次はどの糸にしようかな・・・組み合わせで雰囲気が変わるから迷う~」

マスクが収まるサイズまで織れたら、たて糸を切って布を手織り機からはずします。たて糸の端を3~5本束ねて根元で結び房を作ります。房を好みの長さに切り揃え、布の裏に透明シートを貼ります。

布を半分に折り、内側にマジックテープ、外側に飾りをボンドで貼ってもらい、完成!
「糸が細かったから大変だったけど最後まで頑張ったよ」「すごく素敵なマスクケースができて満足!」
外出先などでマスクを外した際、コンパクトに収納できて便利ですね。透明シートは消毒可能で清潔に使えます。ぜひ愛用してください☆