お知らせ
科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー 手作りハイブリットカー
11月22日(日)に、「科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー 手作りハイブリットカー」を開催しました。講師は、トヨタ技術会の皆さんです。
※トヨタ技術会
トヨタ自動車に勤務する社員が任意で加入する団体で、社内のエンジニアを中心に組織されています。会員の技術・技能の向上および親睦を図り、さまざまな事業の技術分野の発展への寄与と地域社会への貢献を目的としています。
今日は、“2つの動力を組み合わせる”、“エネルギーの再利用”というハイブリッド車の特徴や仕組みを確認できる「パワーアシストハイブリットカー」を作って走らせます!
「2つのモーターを組み合わせて走らせるんだ」「1つはメインで、もう1つはアシストするモーター・・・面白いね!」
工具の正しい使い方を教わり、製作開始!まずは、部品を準備します。
「必要な部品だけニッパーでカットして・・・よし、キレイに切れた♪」
続いて、2つのモーター・スイッチにそれぞれ目印のシールを貼ります。
「メインモーターとそれを回すスイッチは緑、アシストのほうは青のシールだね」
「モーターは位置を間違えないように・・・」
電池ボックス、端子台、LED(緑・青)も取り付けたら、配線を行います。
「緑のモーターが回って、緑のLEDが点灯したよ☆」
青のスイッチを押すと青だけでなく緑のモーターも回転し、緑のLEDも点灯!両方ともスイッチを押した場合も確認したら、いよいよ試走!
「急な坂の途中で止まっちゃった。パワー不足・・・」
青のスイッチを追加で押すと・・・
「やった~なんとか上り切った!」
アシストモーターが回り出し、坂の頂上まで上れることが実感できました。下り坂ではスイッチOFF!
「LEDが光ったよ☆」
モーターが下り坂の力で回されて発電している様子が目で見て確認できました。
「アシストするタイミングが難しい!勢いをつけたまま、青を押して・・・やった!上った!」
最後に、ハイブリッドカーの仕組みを復習しました。実験後は、エネルギーの再利用などよく理解できましたね。もっと効率よく走るためには?発電するエネルギーを他にも使えないか、ぜひいろいろと自分で考えてみてください!