1月10日(日)に、「手織りのポーチをつくろう」を開催しました。
講師は、文化センター等で手織りを教えている「手織り工房YUKI」の辻澤さんです。

手織り工房YUKIホームページ

今回は、ふわふわもこもこ糸を使って輪織りに挑戦!カラフルなポーチを作ります。

 
はじめに、織り機の使い方や作業手順を聞き、材料の確認をします。
「黒いプラスティックの板が織り機なんだ」「上下に切り込みが入れてあるよ」

作業開始!まずは、たて糸張り!たて糸を切り込みの左上→左下の順にかけたら裏側に回し、再び左上の切り込みにかけます。
「そのまま隣の切り込みに移動させて・・・」
すべての切り込みにかけたら、表と裏のたて糸の本数を数えます。
「合計が奇数でないと輪に織れないんだね」「よし、33本だから大丈夫!」
続いて、よこ糸をシャトルに8の字状に巻いていきます。
※シャトル・・・杼(ひ)ともいう。織物を織るときに、たて糸の間によこ糸を通すために使われる道具

いよいよ、織り始めます。シャトルを右から2本目のたて糸に通し、そのまま1本おきに通します。すべて通したらシャトルを抜きます。織り機を裏返して、同じようにシャトルをたて糸に通していきます。
「裏返した時に、たて糸の上か下、どちらから通せばいいかよく確認しないと・・・」「間違えるとたて糸とよこ糸が交差しないから織れないんだ、気を付けよう」

 
だんだん慣れて、早く織れるようになってきました。
「段染めの糸は織り上がると色がグラデーションになってキレイ☆」
残りが5㎝くらいになったら、持ち手のヒモを織り込みます。ファータイプの糸でたて糸がなくなるまで織り、たて糸を織り機から外します。続いて布を外し中表にして、ヒモにストッパーを付けたら出来上がり!

「織物の仕組みがよくわかった」「長い時間、すごく集中して頑張ったよ!楽しかった☆」
寒い冬にピッタリ!暖かいポーチは毎日使えますね♪織り機やシャトルは持ち帰って、家でも手織りを楽しんでください☆