3月6日(土)、緊急事態宣言発令により中止していたワークショップを約1ヶ月半ぶりに再開!「ヘッドランプが光る☆クラシックカーのシャドウボックスをつくろう」を開催しました。講師は、小学校やイベントなどで写真を立体アートにする工作教室を開催している明大株式会社 3D大学事業部の吉田さんです。

今回は、写真を何層も貼り重ねることで影(シャドウ)をつけ立体的に見せるアート、シャドウボックス作りに挑戦します!

AA型乗用車、G1型トラックどちらかの材料が置いてある席に席に着いてワークショップ開始!モニターに映した作品見本や吉田さんの手元を見ながら、シャドウボックスの歴史や仕組みなど学びました。
「シャドウボックスって初めて見た!10層も重ねた作品はスゴイね」

  
続いて、製作手順の説明を聞きます。
「AA型は写真3枚を使って3層にするんだ」「一枚は一番下、その上に2枚重ねるんだね」
G1型は同じ3枚を使って、5層に見えるように作ります。
「運転席と背景の壁のパーツをそれぞれ間にはさんで、2層増やすんだ」「少し難しそう・・・がんばろう!」
次に、材料を確認します。ヘッドランプのLEDがしっかりと点灯するかチェックして作業開始!写真を線に沿って切り抜きます。一番下の写真はあらかじめ立体フレームに貼ってあるため、切り抜くのは中間と一番上の2枚!キレイに切ると、より立体な作品に仕上がると吉田さんにアドバイスを受けました。
「細かい部分は丁寧に・・・」
一番上の写真はフロント部分、中間の写真はフロント部分とドア部分が切り抜けました!もう一度写真をよく見て、線が残っていないか確認をします。

切った写真の端を指で5㎜ほど内側に折り曲げて、全体に丸みを付けていきます。
「きれいな車のカーブが出るように・・・」「丸みをつけた2枚を重ねてみるとすごく立体感が出るね!」「本物の車みたい」
写真を貼り重ねた時、手前までLEDの光が通るように台座のヘッドランプの穴にゴム管を挿し込みます。

続いて、切り抜いた写真の裏側に細長い段ボールを3段貼り、高さを出します。
「写真の大きさに合わせて切ると、前から見た時に段ボールが見えてしまうよ」「写真の幅より1㎝くらい短く切って・・・」「写真にのりをつけないように気を付けないと!」
LED用に開けてある穴をふさがないように気をつけて貼ります。

いよいよ、組み立てです!
「ずれないように貼り重ねるのは緊張する・・・」「上から見て調整してみよう」「影ができて立体的に見える!横から見るとよくわかるね♪」
電池を入れて動作チェック!これで本体は完成です。

 
最後に、飾り付け!!吉田さんが当館で撮影した赤レンガの写真やイラストなど自由に切って、立体フレームの周りに貼ります。世界に1つだけの作品が完成しました。
「写真を切り抜くところが緊張した!」「G1トラックのリアルなシャドウボックスが出来上がって大満足♪」

少し照明を暗くすると影のつき方が変わり、また素敵になります!ぜひ、お家でも自分で撮った写真を使って挑戦してみてください♪