4月4日(日)に、「もっと<ぶんしっし>講座」を開催しました。
講師は、NPO法人楽知ん研究所の宮地さんと武藤さんです。

NPO法人 楽知ん研究所
誰もが楽しく感動的に学ぶことができる「科学入門講座」を開催するNPO法人

今回は、空気の模型づくりやゲームを行い、原子・分子と仲良くなりましょう!

はじめに、2億倍と5億倍の大きさの分子模型などを見ながら、原子・分子とはどういうものか、説明を聞きました。
「すべてのものは原子でできているんだ」「ものすごく小さくて目に見えないけど、空気も原子でできてるんだね」
水分子は“赤ぱんつ君”、窒素分子は“青いおしり君”とあだ名で呼ぶなど、ユーモアを交えた講師の話に、みんな原子・分子に興味が持てたようです。

次は、ビンゴ形式のゲーム“ぶんしっしマッキーノ”!
※マッキーノ・・・1987年に牧野英一によって発表されたビンゴゲームを改良した暗記ドリル(出典:フリー百科事典『ウィキペディア』)

まず14種類の分子のうち好きな分子を3×3のマス目に書き込みます。講師が分子カードを10枚引き、出た分子とマス目に書いた分子が同じなら印をつけていきます。1列そろったら“マッキーノ!”
「やった~5枚目で“マッキーノ!”」「窒素が出れば6列そろうよ♪」
カードを引くたびに分子の名前を皆で声に出したり、分子の特徴を聞くうちに、いつの間にか空気の分子の名前と形を覚えることができました。

いよいよ、5000万倍の分子模型づくり!材料の原子は、直径1.5cmの発泡スチロール球に1つ1つ色を塗った講師オリジナル!原子を専用の道具“ぶんしっし職人”でカット。他の原子とボンドで貼り合わせ分子にします。
「空気の分子、11種類できた~」「色付けしてあるから、どの原子がくっついているか、よくわかるね」
分子模型は、ぴったり入る専用ケースに入れて持ち帰ります。

最後は、モルQカードゲーム“ぶんしっし”の遊び方を教わりました。ちなみに、モルQとは・・・分子は英語で“molecule”(モレキュール)といい、モル(あつまり)+キュール(ちいさい)という意味で、分子をつくるカード→モレキュールカード→モル・キュール カード→モルQとなったそうです。

原子カード8種類を使って、トランプの神経衰弱と同じように裏返したカードを1枚ずつめくり組み合わせて空気の“ぶんしっし”をつくります。他の人がゲットした分子に自分の原子をくっつけてカードを奪うこともでき、楽しみながら原子の組み合わせにもっと親しむことができます。
「カードゲーム、家でもやってみたいな」「分子について良くわかった!!難しいと思ってたけど楽しかった!!もっと知りたいです!!」
まだ他にも分子について学べる講座がたくさんあるので、興味のある子は宮地さん・武藤さんに尋ねてみてくださいね♪