8月1日(日)に、「はかせとあそぼ!花から太陽電池をつくろう!」を開催しました。
講師は、光電気化学の研究をされている名古屋大学 工学研究科 鳥本研究室のみなさんです。

今回は、花や果物などの色素を使って光を電気にエネルギー変換し発電する色素増感太陽電池を製作!光発電の仕組みを楽しく学びます。

はじめに、色素増感太陽電池とは何か、構造や発電の仕組みを学び作業スタート!


バラの花びらなどから色素を抽出し酸化チタンに吸着させてマイナス極の準備!続いて、導電性ガラスや鉛筆を使ってプラス極を準備します。

プラス極とマイナス極を両面テープでくっつけて、電解液(うがい薬)を入れ、ガラスのすき間をマニキュアで埋めたら、完成!

さっそく外に出て、実験開始!太陽電池に光をあてて色素ごとの電圧の変化や電子オルゴールを鳴らせるかなど確かめます。
「電池2個だと鳴らないけど3個で聞こえてきたよ!」「電池を太陽に向けるとパワーアップするんだね☆」

最後に、クイズ形式で太陽エネルギーについて楽しく学んだ後、修了証書をもらいました。
「色素別の電圧が変化することにびっくりしました」「太陽光のエネルギーはすごいと思った」「親子でじっくり実験ができてよかったです」
子ども達は地球環境にも興味を持てたようです。この中から未来のエネルギー開発をになう科学者が出るかもしれませんね!