10月24日(日)に「カラフルな結晶樹をつくろう!」を開催しました。

講師は、県内の科学館・小学校等でサイエンスショーやものづくり講座を実施されている沓名先生です。
「科学実験キャラバン隊」などでも活躍、慈恵歯科医療専門学校、蒲郡市立形原中学校で講師もされています。

今回は、水溶液から結晶を取り出し、四季を感じるカラフルなツリーを作ります。

はじめに、物質が水に溶けるとは?溶解度や再結晶などについて学習しました。
続いて、尿素をベースにした水溶液から結晶を取り出し、結晶樹を作ることができるか実験!

まずは、ろ紙を加工してツリーの原型を作ります。
ろ紙の特性を生かした結晶が大きくなりやすい型の作り方を教わり、試してみます。

「なるべく表面積が大きくなるように・・・」

プラスチックコップなど使って土台を作り、ツリーを立てて、色塗り!
結晶が成長する時に色が溶け出してツリーが色づくよう、丁寧に塗ります。

「2色にしてみようかな?グラデーションになるように・・・」

水溶液をツリー全体にかけ、尿素など混合した粉末をふりかけたら、完成!

「おもしろい!粉末をかけたらすぐに結晶が出てきた☆」
「明日どのくらい大きくなるか楽しみ♪」

はじめに学習したことが実際に実験で確かめられましたね!
結晶はとてもゆっくり成長するため、大きくなるまでに3日間ほどかかるそう・・・
焦らずじっくり観察してくださいね。