12月19日(日)にワークショップ「オリジナルクリスマスツリーをつくろう!」を開催しました。

講師は、県内の科学館・小学校等でサイエンスショーやものづくり講座を実施されている沓名先生です。
「科学実験キャラバン隊」などでも活躍、慈恵歯科医療専門学校、蒲郡市立形原中学校で講師もされています。

今回は、水溶液から結晶を取り出し、まるで雪が積もったような美しいクリスマスツリーを作ります。

 

はじめに、物質が水に溶けるとは?溶解度や再結晶などについて学習しました。
続いて、尿素をベースにした水溶液から結晶を取り出し、クリスマスツリーを作ることができるか実験!

プラスチックコップなど使って土台を作ったら、ろ紙を加工してツリーの原型を作ります。
「なるべく表面積が大きくなるように、切り込みを入れてみよう!」

結晶が成長する時に色が溶け出して色づくよう、ツリーに色塗りします。
「木に雪が積もっているように・・・葉っぱの緑色を薄く塗ろう」

ツリーを土台に立てて水溶液を全体にかけ、尿素など混合した粉末をふりかけたら、完成!

「すごい!小さいけど、すぐに結晶が出てきた☆」
「2色のグラデーションがきれい。どのくらい大きくなるか楽しみ♪」

はじめに学習したことが実際に実験で確かめられましたね!
結晶はとてもゆっくり成長するため、大きくなるまでに3日間ほどかかるそう・・・
焦らずじっくり観察してくださいね。