9月3日(土)に、ワークショップ「はかせとあそぼ!長さで水質を測定しよう!」を開催しました。
講師は、岡崎市にある人間環境大学 環境教育センターの神本先生と環境科学科のみなさんです。

今回は、色や長さから水質を測定する実験に挑戦!
水質分析の意義・必要性と方法をトコトン学びます。

はじめに、どんな場面で水質分析が必要か?フィールドでの水質分析方法、今回の測定対象「窒素」についてなど、じっくり学びました。
少し難しい内容でしたが、とても大切なことだとよくわかりましたね。

さっそく実験準備に取り掛かります。
予め濃度が調整された基準の液体6本、調べたいサンプルの液体4本に発色試薬を投入!
液体が着色する変化を観察しつつ、充填剤をストローに詰めてカラムも作製しました。
「ストロー細っ…充填剤がこぼれないよう慎重に」

初めて使う実験器具や試薬に、子ども達は興味津々で取り組んでいました。

いよいよ実験開始!
まずはサンプルの液体の色と基準の色を比較して、濃度を予測します。
「10と15の中間の色に見える…12mg-M/Lかなぁ?」
「ウーン、迷う~色で濃度を決めるのは意外と難しい」

続いて、カラムに着色した液体を吸わせて着色帯を形成させます。
着色帯の長さを測って検量線を作り、サンプルの長さをそれに当てはめてみると…
「こっちの方がピタッと濃度がわかるね!」

最後に、サンプルの濃度を答え合わせしました。
子ども達は、神本先生の解説を聞きながら、自身が予測した濃度との差やどちらの分析方法がフィールドで使用するのに適しているかなど、しっかり考察していました。

「科学が大好きで絶対参加したい!と思って来ました」
「難しかったけど、普段扱えない物に触れて、いい勉強になった」
「中学か高校に入っても科学をやりたいと思いました」

これからも科学に興味を持って、色々な実験にチャレンジしてみてください♪
将来、皆さんの中から博士が誕生するかもしれませんね!