12月10日(土)に、ワークショップ「はかせとあそぼ!雪の結晶を観察しよう」を開催しました。
講師は、材料工学分野で結晶成長工学を研究されている名古屋大学 宇治原研究室の方々です。

今回は、観察キットで氷点下状態を作り、シャボン膜を凍らせて雪の結晶が成長する様子を観察します!

 

材料が揃っているか確認して、製作開始!
発泡スチロール箱、LED、黒い画用紙などを使い観察キットを作っていきます。
「スチロールカッターを使うのは初めて!緊張する~」
「円形に穴を開けるの難しい・・・ちょっとガタガタになっちゃった」

子ども達はカッターの刃を入れるスピードや角度に気を付けながら、キレイな穴を開けるよう集中して取り組んでいました。

 

LEDの取り付けや配線を行い、箱に絵を描いたりマスキングテープで飾り付けたら完成♪
箱の中にドライアイスを入れてもらい、さっそく実験開始です!
針金で作ったポイをシャボン液に浸し、膜ができたらゆっくり箱の中に挿し込みます。

しばらくの間、じっと待っていると・・・
「だんだん白くなってきた!小さな氷の結晶がたくさんできたよ☆」
「スゴイ!木の枝や葉っぱみたいにどんどん模様が拡がってく~」

子ども達は、ポイの高さや下ろすスピードを何度も調整して、結晶成長の様子や変化をじっくり観察していました。
シャボン玉を凍らせる実験にも挑戦!
すぐに割れてしまい、コツをつかむまで苦労していましたが、無事成功するとあちこちで歓声が上がっていました☆
最後に、結晶とは?なぜ雪の結晶はきれいな形になるのか説明を聞き、理解が深まりましたね。

「ちゃんと結晶ができて楽しかったです♪」
「初めての経験で感動しました」
「身近なもので雪の結晶ができることがわかって面白かった!」

持ち帰った実験キットを使って、是非お家でも結晶の観察をしてみてください♪