1月7日(土)に、ワークショップ「はかせとあそぼ!超軽量金属をつくろう」を開催しました。
講師は、名古屋大学大学院工学研究科 材料バックキャストテクノロジー研究センターの皆さんです。

今回は、金属を使っていろいろな実験に挑戦!
水に浮く、衝撃にも強いスゴイ金属を作ります。

はじめに、金属って何?種類、重さなどクイズや実演を交えながら楽しく学習しました。
子ども達はクイズの答え合わせをするうちに、超軽量金属とはどういうものかよく理解できた様子。
「アルミニウムをお餅みたいに膨らませて超軽い金属にするんだ」
「中に穴がたくさんあるからポーラスアルミニウムっていうんだね。水に浮くの見てみたい!」

子ども達が興味津々になったところで、さっそく超軽量金属(ポーラスアルミニウム)を実際に作ってみます!

超軽量金属を最初から作ることは会場では出来ないため、今日は最後の工程を体験!
予め研究室で作られた金属プレートをバーナーで30秒ほど加熱します。
安全のため保護具を身に付けた子ども達は、真剣な表情で取り組んでいました。
「あっ!ホントにお餅みたいに膨らんできた」
「すごーい!水の中に入れると浮いた~!」

続いて、超軽量金属に陶器のコップを叩きつける実演を見学しました。
コップは割れず、なんと超軽量金属のほうが凹むという結果に子ども達はビックリ!
衝撃を吸収する特性も実感できましたね。

続いて、他の方法で超軽量金属を作る実演を見学!
金属プレートではなく、材料を混ぜ合わせただけのもの、固めて塊にしたものをそれぞれ加熱すると・・・
「どっちもメラメラ燃えてピカーッて光っている☆眩しい!」
「化学反応してるって・・・いろんなやり方で作れるのは面白いな♪」

3Dプリンターを使って超軽量金属を作る様子も観察しました。
最後に、自分で膨らませた超軽量金属に金具を取り付け、オリジナルキーホルダーに仕上げたらワークショップは終了!

「金属に空気を入れられると知らなかったので、すごいと思いました」
「とてもおもしろかったです。金属に興味がわきました」
「バーナーが少し怖かったけど、楽しかった!金属が水に浮くことがすごいと思った」

大学の最新研究に触れ、貴重な体験ができましたね。
様々な“材料をつくる”こと、工学の分野にどんどん興味を持って、これからもモノづくりや実験にチャレンジしてください!