2月19日(日)に、ワークショップ「どろどろ底なし沼♦液状化現象再現装置をつくろう」を開催しました。
講師は、愛知工業大学 工学部 電気学科  准教授の中野先生です。

今回は、強い地震が起きた時に発生する液状化現象の仕組みについて、再現装置を作って学習します!

 

はじめに、地震による被害や建物が倒壊する原因、液状化現象などについて学習しました。
見本の液状化現象再現装置もじっくり観察!
電源を入れると装置がブルブル振動して地面がどろどろになり、子ども達はビックリ!
「スゴイ!あっという間に建物が倒れちゃった」

大きな影響を受ける共振現象についても学び、理解を深めたら製作開始!
手順や注意点をよく聞いて、装置の組み立てにとりかかります。

 

「キリでゴム片に穴を開けるの少し力が要るね、なるべく真っすぐに刺して・・・」
「ちょっと難しかったけど、ドライバーでネジをしっかり締めたよ」

モーターや電池ボックスなどを使って装置を組み立て、土地の準備もできたら、さっそく実験!
子ども達は、地面の変化やビルに見立てた木片が実際に倒れる様子を興味津々で観察していました。

 
 

最後に、“マジックサンドワンド”という科学パズルを作って実験!
パイプの中に砂とパチンコ玉を入れて栓でふさぎ、玉を筒から出さずに反対側まで移動させます。
子ども達はパイプを回転させたり左右に振ったり・・・何度も試して見事、移動に成功!
はじめに習った液状化でマンホールが浮き上がる現象が連想できましたね。

「モーターが振動を起こす仕組みが面白いと思いました」
「すごく勉強になりました!たくさん実験できて楽しかった」
「液状化の仕組みがよくわかりました☆」

さらに発展して、液状化現象の被害を防ぐにはどうしたら良いのか、色々と考えてみてください!