8月5日(土)に、ワークショップ「はかせとあそぼ!花から太陽電池をつくろう!」を開催しました。
講師は、光電気化学の研究をされている名古屋大学 工学研究科 鳥本研究室のみなさんです。

今回は、花や果物などの色素を使って光を電気にエネルギー変換し発電する色素増感太陽電池を製作!
光発電の仕組みを楽しく学びます。

 

はじめに、色素増感太陽電池とは?構造や発電の仕組みなど学びました。
少し難しい内容でしたが、子どもたちは興味津々の様子でしっかりと説明を聞いていました。

さっそく、製作開始!
バラの花びらなどをつぶして色素を抽出したり、色素を酸化チタンに吸着させてマイナス極の準備をしたり・・・
初めて扱う実験道具や作業に、子どもたちは研究者の気分でわくわくしながら取り組んでいました。
「プラス極はガラスに鉛筆で真っ黒になるまでしっかり塗ったよ!」
「カレーとバラだと、どっちがパワーあるかな?結果が楽しみ~♪」

途中休憩をはさみながら、2時間かけて2種類の太陽電池を完成させました!

盛夏の青空の下、さっそく太陽電池に光をあてて電圧を測定!
子どもたちは色素ごとの測定結果をリストにまとめて、どうしてそうなったのかを真剣に考えていました。
測定後は、いくつ太陽電池をつなぐとオルゴールが鳴らせるか確かめ、見事、発電に成功♪

最後に、クイズ形式で太陽エネルギーについて楽しく学んだ後、修了証書をもらいました。
「色素によって電圧が違うことが面白かった」
「自由研究の内容として参加したので、すごく良かったです」
「いろいろな体験を通して自分の成長につながったので、また参加してみたいと思いました」

持ち帰った材料など使って、是非夏休みに様々な色素で実験してみてください♪