9月16日(土)に、ワークショップ「純銀ねんどでアクセサリーをつくろう」を開催しました。
講師は、日陶科学株式会社の佐宗さんです。

今回は、粘土状の素材を高温で焼くと純度99.9%の銀に変わる“純銀粘土”を使ったアクセサリー作りに挑戦!
“純銀粘土”の特性や銀に変身する仕組みも楽しく学びます♪

はじめに、好きなモチーフのシリコン型とアクセサリーの金具を選び、製作手順や注意事項をしっかり聞きました。
佐宗さんのアドバイスを受けながら、さっそく製作開始!

 

まずは、型取り作業!
「粘土はすぐに乾燥するから、手早く丸めないと!」
「平に伸ばしてから型に入れるんだね。指の腹でしっかり押さえて・・・」

子どもたちは、なるべく厚みが均等になるよう伸ばしたり、型からはみ出さないよう、指先に集中して取り組んでいました。
乾燥させる間に、「粘土が純銀になるメカニズム」や銀の特性について学びました。
続いて、スポンジヤスリを使って磨き作業!
子どもたちは、縁のバリを落として滑らかにしたり、丁寧に形を整えていました。

いよいよ、炉に入れて焼成します。
途中で炉の中の様子を見せてもらい、子どもたちは大興奮!
「すごい、火が見えた!800度以上になるんだね」

焼成後は、仕上げ磨き!
子どもたちはステンレスブラシや磨き棒を使って、細部まで夢中になって磨き上げていました。
最後に、佐宗さんに金具を取り付けてもらい完成♪
「磨いたときに思ったよりも“銀”でおどろいた」
「すてきなアクセサリーができたので、お出かけの時につけたいと思いました」
「純銀粘土からどのようにピカピカの状態になるかなど、勉強もできて良かった」

今回、体験した金属の研磨作業は、当館の自動車館「プレス型製作技術の変遷コーナー」に詳しく展示されています。
是非見学してみてください☆