9月30日(土)に、ワークショップ「幻影?錯覚?描いた絵がとび出すクロマデプス3D」を開催しました。
講師は、愛知工業大学 工学部 電気学科  准教授の中野先生です。

今回は、特殊な3Dメガネをかけると自作のアクリル板ディスプレイに描いた絵や文字が飛び出して見える不思議体験!
色合いの違いで奥行きが変わる立体視技術(クロマデプス3D)に挑戦します。

はじめに、クロマデプス3Dとは?立体に見える仕組みや色の見え方の特性など教わり、製作開始!

まずは、工作紙やLEDテープなど使ってアクリル板ディスプレイの土台を作ります。
子どもたちは手順書と講師の手元を見ながら、工作紙を折り曲げたり貼り付けをして丁寧に取り組んでいました。

続いて、アクリル板に蛍光ペンで自由に絵や文字を描きます。
「秋だから紅葉をイメージして、オレンジと緑を使ってみよう」

先生から色の組み合わせによって浮き上がる色が変わると教えてもらい、子どもたちは興味津々。
どの組み合わせがよいか描いては消してを繰り返し、見え方の違いを夢中で試していました。

 

最後に、アクリル板を土台にセットしたら完成です。
さっそく特殊な3DメガネをかけてスイッチON☆
「きれい~♪すごく立体的に見える」
「奥行きがハンバない!オレンジ色が浮き出てるよ」

最後に、蛍光現象や光ファイバー(光導波路)について学びました。
紫外線LEDライトで照らされた絵がキレイに光って見える理由もよくわかりましたね!
「簡単な材料を使って、蛍光や光の特性、光ファイバー技術等面白く体験、体感できた」
「新しい技術を知ることができ、楽しかった」
「クロマデプスの原理に大変興味を持つことができた」

是非、いろいろな蛍光ペンを使って絵を描いて、立体視を試してくださいね!