10月22日(日)に、ワークショップ「カラフルな結晶樹をつくろう!」を開催しました。
講師は、県内の科学館やいろいろな施設でサイエンスショーやものづくり講座を実施されている沓名先生です。
「科学実験キャラバン隊」などでも活躍、慈恵歯科医療専門学校、幸田町立幸田中学校で講師もされています。

今回は、水溶液から結晶を取り出し、四季を感じるカラフルなツリーを作ります。

はじめに、物質が水に溶けるとは?溶解度や再結晶について学習しました。
少し難しい内容でしたがショー形式で楽しく学び、子どもたちは良く理解できた様子。
さっそく、結晶樹作りの実験準備にとりかかります。

まずは、プラスチックコップを使って土台を作り、ろ紙を加工して芯の部分を製作!
「なるべく大きな結晶ができるように・・・」
「ろ紙に切り込みをいっぱい入れてみた!」

子どもたちは、ろ紙の表面積を大きくする工夫を凝らして、丁寧に取り組んでいました。
結晶が成長する時に溶け出したペンの色が結晶に付く仕組みも教わりました。
「成長した後を想像しながら色付けしたよ!どんな風になるのか楽しみ~♪」

いよいよ、水溶液から結晶を取り出して結晶樹を作ることができるか実験!
土台にろ紙を立て、尿素ベースの水溶液、粉末を順番に振りかけると・・・
「すぐに結晶ができてきたよ」
「もこもこ大きくなっている~面白い!」

はじめに学習したことが実験で確かめられましたね!
最後に、もう一度サイエンスショーを楽しみ、さらに化学の面白さに触れることができました。

「結晶について学ぶことができた」
「何年ももつものだと聞いてびっくりしました。さっそく家に飾ります」
「本プログラム前後のサイエンスショーもよかったです。楽しかった」

結晶はおよそ3日間かけてゆっくり成長し、大きな結晶樹になるそうです。
焦らずじっくり観察してください♪