10月21日(土)に、ワークショップ「マグデブルグの半球をつくって大気圧の力を感じよう」を開催しました。
講師は、東京工業大学の同窓生で運営されている蔵前理科教室ふしぎ不思議(くらりか)の皆さんです。

今回は、プリンの容器を使って“マグデブルグの半球”を作り、様々な実験や体験を通して大気圧や真空について学びます。


はじめに、“マグデブルグの半球”とは?その原理など詳しく説明を聞きました。
続いて、ステンレスのボールで作った“マグデブルグの半球”を使った綱引きを行い、半球の密着の強さを体感!
「真空ってスゴイ!!引っ張っても全然引き離せない~」

さらに、ポンプでペットボトルの空気を抜くとどうなる?吸盤で重い机を持ち上げられるか?など大気圧を感じる実験も行いました。
不思議現象に子どもたちは興味津々!
空気・大気圧・真空についてじっくり学んだら、自分で“マグデブルグの半球”を作って実験!

 

ストローにゴムチューブを取り付けたり、紙を容器の大きさに合わせて切り出したり・・・
着々と作業を進め、教わったとおりにプリン容器の中の空気を抜き、真空にしていきます。
「ストローで空気を吸うのって大変!口が疲れた・・・」

子どもたちは空気が漏れてしまったり苦労していましたが、次第にコツをつかんで、上手く空気を吸えるように。
真空状態にしてから、水入りのペットボトルをプリン容器に吊るしていきます。
「やった~成功♪3本吊るせたよ!」

 

子どもたちは何本吊るせるか、何度もチャレンジしていました。
最後に、身近な真空利用の例など教わり、さらに理解が深まりましたね。
「真空状態だとすごい力が出せることにびっくりしました」
「すごくおもしろかったです。まさかペットボトルが持ち上がるとは」
「身近な物を使って作ったもので、大気圧を実感できてよかったです」

家にあるものを工夫して“マグデブルグの半球”を作って実験したり、是非、科学を楽しんでください♪