12月9日(土)に、ワークショップ「はかせとあそぼ!雪の結晶を観察しよう」を開催しました。
講師は、材料工学分野で結晶成長工学を研究されている名古屋大学 宇治原研究室の皆さんです。

今回は、観察キットで氷点下状態を作り、シャボン膜を凍らせて雪の結晶が成長する様子を観察します!

 

材料が揃っているか確認して、製作開始!
発泡スチロール箱、LED、黒い画用紙などを使って観察キットを作っていきます。
「スチロールカッターを使うのは初めて!円形に穴を開けるの難しいな」
「ゆっくり慎重に・・・よし、上手く切れた」

子どもたちは、刃を入れるスピードや角度に気を付けながら、切り口や形がキレイに揃うよう集中して取り組んでいました。

 

続いて、部品の取り付けや配線を行い、針金でシャボン液に浸すポイを作ります。
仕上げに好きな絵を箱に描いたり、マスキングテープで飾り付けたら完成♪
観察キットにドライアイスを入れて、さっそく実験開始です!

 

ポイをシャボン液に浸して膜ができたら、そのままゆっくりと箱の中に挿し込み、しばらく待つと・・・
「スゴイ!だんだん膜が白くなってきた~小さな氷の結晶がたくさんできたよ☆」
「面白い♪葉っぱみたいな模様が拡がって6角形になった!」

子どもたちは、ポイの高さや下ろすスピードを何度も調整して、結晶成長の様子や変化を興味津々で観察していました。
シャボン玉を凍らせる実験にも挑戦!
すぐに割れてしまい、コツをつかむまで苦労していましたが、無事成功するとあちこちで歓声が上がっていました☆

最後に、結晶とは?なぜ雪の結晶はきれいな形になるのか説明を聞き、理解が深まりましたね。
「結晶のおもしろさを体感できた」
「結晶をつくるのは難しかったけど、楽しかった!またつくりたい」
「日頃関心を持たない世界を見ることができ、興味深かった」

持ち帰った実験キットを使って、是非、家でも結晶の観察をしてみてください♪