2月3日(土)に、「科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー 自動運転プログラミング・カー」を開催しました。
講師は、トヨタ技術会とトヨタ自動車株式会社の皆さんです。

※トヨタ技術会
トヨタ自動車に勤務する社員が任意で加入する団体で、社内のエンジニアを中心に組織されています。
会員の技術・技能の向上および親睦を図り、さまざまな事業の技術分野の発展への寄与と地域社会への貢献を目的としています。

今回は、「デジタル」と「プログラミング」の基本原理を学び、自動で曲がり安全に停まる「自動運転プログラム」を作成!
プログラミングを通じて、安心・安全なクルマを目指したモノ作りを体験します。

はじめに、コンピューターとは?どこに使われているか、計算の仕組みなどクイズを交えて楽しく学びました。
「新幹線、ロケット、車もコンピューターで動いているよ!」
「0と1だけで数を区別するんだ・・・プログラミング言語もめっちゃ面白い!」

次に、自動運転の仕組みを学びました。
まずは、“普通にまっすぐ走るプログラム”と“走る・曲がる・止まるプログラム”を入れたクルマを走らせる実験!
「壁に激突しちゃった・・・」
「すごい!こっちは壁の少し前で止まって、来た道を自分で戻って行くよ」

衝突しないほうのクルマには超音波センサーが使われていると知り、子どもたちは興味津々!
その働きや仕組みをしっかり教わり、いよいよ、超音波センサーで“走る・曲がる・止まるプログラム”作りに挑戦です。

子どもたちは、工作キット、コンピューター、キーボードなど使って、真剣な表情で取り組んでいました。
「3秒直進、0.4秒右回り、1.5秒直進、0.4秒右回り、3秒直進でゴールできる!」
「回るところは秒数を増やせば、大きく曲がるんだよね」

プログラムの動作確認ができたら、クルマを実際に走らせてみます。


「あれ、壁にぶつかっちゃった・・・もう一回プログラムを調整してみよう」
「スピードを速くするには、数値を高くすればいいんだね」
「このくらいの距離でクルマの前に手を置くと停まるはず!よし、バッチリ☆」

子どもたちは、曲がる角度や速度を何度も調整するうちに、すっかりプログラミングに夢中!
嬉しそうに何度も走らせていました♪
最後に、交通安全についての話を聞き、自分で作ったクルマと一緒に記念撮影です。

是非、お家でも持ち帰ったクルマにいろいろとプログラミングして、試してみてください☆
将来“絶対にぶつからないクルマ”を作る、未来のエンジニア誕生を楽しみにしています!