9月1日(日)に、ワークショップ「手織り布でタペストリー時計を作ろう」を開催しました。
講師は、文化センターなどで手織りを教えている「手織り工房YUKI」の辻澤さんです。

今回は、ノッティング技法などを使って手織り体験!
織った布に時計を通して、ポンポンを貼り付けたタペストリー時計を作ります♪

 

はじめに、織り機の仕組みや織り方をしっかりと学びました。
手織り機の仕組みも理解できたところで、さっそく手織り体験開始!

 

はじめに、よこ糸をシャトルに8の字を描くように巻いたら準備完了!
平織りで数段織ったら、次にノッティング技法(主に緞通などの絨毯に使われる技法
つかって1段目のふさを製作します。
「たて糸の右から左に糸束を通してまた糸を戻して結ぶ作業・・・結構難しいな」
「う~ん!糸がこんがらかった!もう1回やり直そう」

子どもたちは、難易度高めの織り方に四苦八苦しながらも間違えないよう丁寧に織っており、
また、織り目や幅を気を付けながら順調に最後まで織り終えました。

 

最後に、織った布に時計を通します。
子どもたちは文字盤代わりのボンボンの位置を工夫したりしてアレンジしていました♪
麻ひもをお好みの長さに結んだら、完成!

「糸が織り機を使って、少しずつ織物になっていくのが楽しかったです」
「少し難しかったですが、普段経験できない体験ができて大満足です。また挑戦したいです!」

世界に1つだけのタペストリー時計、子どもたちの笑顔が輝いていました!
当館の繊維機械館には、いろいろな技法を使った織りや織機の展示があります。
是非見学してみてください♪