9月22日(日)に、ワークショップ「油断大敵!ハラハラ迷路ゲームを作ろう」を開催しました。
講師は、愛知工業大学 工学部 電気学科  准教授の中野先生です。

今回は、電子部品の仕組みや使い方を学びながら、迷路から外れるとLEDが光ってブザーが鳴りひびく、ハラハラ迷路ゲームを作ります。

はじめに、電子回路ってなに?などしっかり学んだら、LED通電回路の製作!
ブレットボードにLED、電池ボックス、ワニくちクリップを挿し込み、通電チェックカードを使ってLEDが光るか実験!
「銅テープはすごくよく光っているけど、鉛筆で塗った線は光が弱いね」

子どもたちは、様々な物の通電を確認し、電気が流れる仕組みがよく理解できた様子。

続いて、小さな電気信号を大きな電気信号に変えるトランジスター通電回路を作り、鉛筆の線をつなげると・・・
「すごい!LEDの光り方が全然違う!」

いよいよ、ハラハラ迷路回路の製作!
どうしたらLEDが光ってブザーが鳴り響く回路になるのか、トランジスターと電流を制御することができるサイリスターを組み合わせるなどしっかり教わりました。
子どもたちは回路図を確認し、小さな部品の取り扱いに戸惑いながらも、集中して取り組んでいました。
「やった!線から離してもLEDは消えないし、ブザーも鳴り続けているよ!」
「黒い部分に触れないって、けっこう難しい・・・集中しよう!」

無事、ゴールまでたどり着けると子どもたちは大喜び♪
興味津々で何度も挑戦していました。

「専門性が高い内容をわかりやすく楽しく学ぶことができ、とても良かった」
「電子回路を組むのが楽しかった」
「いろいろな実験がおもしろかった」

今日は楽しみながら通電回路についてしっかり学ぶことができましたね。
是非、お家でもいろいろなハラハラ迷路を作ってみてください!