10月20日(日)に、ワークショップ「カラフルな結晶樹を作ろう!」を開催しました。
講師は、県内の科学館やいろいろな施設でサイエンスショーやものづくり講座を実施されている沓名先生です。
「科学実験キャラバン隊」などでも活躍、慈恵歯科医療専門学校で講師もされています。

今回は、水溶液から結晶を取り出し、四季を感じるカラフルなツリーを作ります。

はじめに、物質が水に溶けるとは?溶解度や再結晶について学習しました。
少し難しい内容もショー形式で楽しく学び、子どもたちは良く理解できた様子。
さっそく、結晶樹作りの実験準備!

 

まずは、プラスチックコップを使って土台を作り、ろ紙を加工して芯の部分を製作します。
「切り込みをいっぱい入れてツノをつけたよ!」

ろ紙の表面積を大きくすると結晶が大きくなると教わり、子どもたちは工夫を凝らして、丁寧に取り組んでいました。
結晶が成長する時に溶け出したペンの色が結晶に付く仕組みも教わりました。
「紅葉をイメージしながら色付けしたよ♪」
「2色を使う時は、色が混ざらないよう気をつけよう!」

 

いよいよ、水溶液から結晶を取り出して結晶樹を作ることができるか実験!
土台にろ紙を立て、尿素ベースの水溶液、粉末を順番に振りかけると・・・
「すごい!すぐに結晶ができてきた」
「ちょっとずつ大きくなっている~面白い!」

はじめに学習したことが実験で確かめられましたね!
最後に、もう一度サイエンスショーを楽しみ、さらに化学の面白さに触れることができました。
「はじめて結晶を作ったので、楽しかったです」
「楽しかったし、勉強になった。友達に今日の経験をいっぱい話せそう」
「つくってからすぐに少しずつ成長して、もっと観察したくなった」
「とってもわかりやすかった。頭にすっと入った」

結晶はおよそ3日間かけてゆっくり成長し、大きな結晶樹になるそうです。
焦らずじっくり観察してください♪