12月7日(土)に、ワークショップ「はかせとあそぼ!雪の結晶を観察しよう」を開催しました。
講師は、材料工学分野で結晶成長工学を研究されている名古屋大学 宇治原研究室の皆さんです。

今回は、観察キットで氷点下状態を作り、シャボン膜を凍らせて雪の結晶が成長する様子を観察します!

先生たちが研究している結晶について教わったら、材料が揃っているか確認して、製作開始!
発泡スチロール箱、LED、黒い画用紙などを使って観察キットを作っていきます。
「スチロールカッターを使うのは初めて!丸く切るのは難しいな」
「ゆっくり慎重に・・・よし、上手く切れた」

子どもたちは、刃を入れるスピードや角度に気を付けながら、キレイな穴を空けられるよう慎重に取り組んでいました。

LEDの取り付けや配線を行い、針金でシャボン液に浸すポイを作ります。
仕上げに、箱に好きな絵を描いたりマスキングテープで飾り付けたら完成♪
観察キットにドライアイスを入れてもらい、さっそく実験開始です!

ポイをシャボン液に浸して膜ができたら、そのままゆっくりと箱の中に挿し込み、しばらく待つと・・・
「だんだん膜が白くなってきた~小さな氷の結晶がたくさんできたよ☆」
「面白い♪木の枝や葉っぱみたいにだんだん模様が拡がってく」

子どもたちは、ポイの高さや下ろすスピードを何度も調整して、結晶成長の様子や変化を興味津々で観察していました。
シャボン玉を凍らせる実験にも挑戦!
すぐに割れてしまい、コツをつかむまで苦労していましたが、無事成功するとあちこちで歓声が上がっていました☆

最後に、結晶とは?なぜ雪の結晶はきれいな形になるのか説明を聞き、子どもたちは理解が深まった様子。
「なかなかうまくいかず、いろいろ考えながら試すのが楽しかった」
「結晶ができる様子が面白かった」
「疑問にも丁寧に答えてもらってうれしかった」

今日は身近な自然現象について楽しく学べましたね。
持ち帰った実験キットを使って、是非、家でも結晶の観察をしてみてください♪