8月2日(土)に、ワークショップ「はかせとあそぼ!花から太陽電池を作ろう!」を開催しました。
講師は、光電気化学を研究されている名古屋大学 工学研究科 鳥本先生とその研究室のみなさんです。

今回は、花や果物などの色素を使い光を電気にエネルギー変換して発電する「色素増感太陽電池」を製作!
光発電の仕組みや構造を楽しく学びます。

 

はじめに、「色素増感太陽電池」とは?構造や発電の仕組みなど学びました。
少し難しい内容でしたが、子どもたちは興味津々の様子でしっかりと説明を聞いていました。

 
 

さっそく、製作開始!
バラの花びらなどをつぶして色素を抽出したり、色素を酸化チタンに吸着させてマイナス極の準備をしたり・・・
初めて扱う実験道具や作業に、子どもたちは研究者の気分でわくわくしながら取り組んでいました。
「カレーとブルーベリー、どっちがパワーあるかな?」
「もしかして色の濃さが関係するかもしれないね」

途中休憩をはさみながら、2時間かけて親子で2種類の太陽電池を完成させました!

 

快晴の夏空の下、さっそく太陽電池に光をあてて電圧を測定!
子どもたちは自分の選んだ色素の測定結果をリストにまとめて、どうしてそうなったのかを真剣に考えていました。
測定後は太陽電池をつないで実際にオルゴールを鳴らし、見事発電に成功♪

 

最後に、クイズ形式で太陽エネルギーについて楽しく学んだ後、修了証書をもらいました。
「本当に花や果物から電気ができて、ドキドキで面白かったです」
「とても楽しかった!太陽電池の仕組みがよくわかりました」
「夏休みの自由研究に役立てたいと思います」

今日は、地球環境やエネルギー問題についても知ることができました。
自由研究にもぴったりで、夏の思い出にもなりましたね!