8月3日(日)に、会員限定プログラム「身近な なぜ?をなるほど!にする☆博士のサイエンスショー」を開催しました。
講師は、県内の科学館や様々な施設でサイエンスショーやものづくり講座を実演されている沓名先生です。
「科学実験キャラバン隊」などでも活躍されており、慈恵歯科医療専門学校で講師もされています。

今回は、生活の中で使っている水溶液でどんな化学反応が起こるのか、実際に体験します。

 
 

はじめに、水溶液とは何か?化学反応とはなにか?について先生から詳しく学びました。
少し難しい内容もショー形式で楽しく学び、子どもたちは良く理解できた様子。
さっそく、指示薬を使用して身近な水溶液の仲間分けの実験開始!
まずは5種類ある、水溶液に指示薬を溶かした試料にリトマス紙を使い、酸性かアルカリ性かを判別します。
「すごい! 一瞬で色が変わったよ、面白いね♪」
「全て試料は透明なのに、リトマス紙を使うと身近な水溶液の性質が理解できて楽しい!」

 

結果が出たところで、次にフェノールフタレイン溶液やBTB溶液、紫キャベツ液を使用して、
それぞれの試料の色の変化を観察しました。
観察した子から、万能(㏗)試験紙を使用し表を見ながら㏗の値を測っていきます。
「指示薬の量で実験結果が変わるから慎重に入れるといいんだね!」
「おお!ちゃんと予想通りの結果が出たよ♪」

先生からコツを聞きながら、子どもたちは丁寧に取り組んでいました。

    
 

実験が終わった子から、実験用具を片付けて実験結果を発表しました。
「たくさん実験ができて面白かったです。」
「親子で予想を立てながら実験を行ったので絆が深まりました!」
「今年の自由研究にもう一度挑戦したいと思います♪」
最後に先生の周りに集まり、「物が浮かぶ条件」をショー形式で楽しく学びました。

今回は、夏の自由研究に役立つ内容が盛り沢山の、特別なプログラムでしたね。
ぜひ自由研究に役立ててください☆