お知らせ
「はかせとあそぼ!長さで水質を測定しよう!」を開催しました。
9月14日(日)に、ワークショップ「はかせとあそぼ!長さで水質を測定しよう!」を開催しました。
講師は、岡崎市にある人間環境大学環境教育センターの神本先生と、環境科学科の皆さんです。
今回は、色や長さから水質を測定する実験に挑戦!
水質分析の意義や必要性、方法をトコトン学びます。


はじめに、フィールドでの水質分析方法や今回の測定対象「窒素」について、しっかり学びました。
少し難しい内容でしたが、子どもたちはとても大切なことだとよくわかった様子。
実験の注意点を守って、さっそく準備にとりかかります!


まずは、基準とサンプルのそれぞれの液体に発色試薬を投入!
液体が変色する過程を観察しつつ、充填剤をストローに詰めた容器(カラム)も製作しました。
「液体の色がだんだん変わってきた!」
「充填剤がこぼれないように、慎重にしっかり詰めよう」
初めて扱う実験器具や試薬に、子どもたちの表情は真剣そのもの。
変化を見逃さないよう科学者の気分でしっかり観察していました。




いよいよ計測開始!
まずはサンプルと基準の色をそれぞれ目で比較して、濃度を予測します。
「0と15の中間の色に見える…」
「色で濃度を決めるのは意外と難しいね!」
続いて、カラムに着色した液体を吸わせて着色帯を形成させます。
着色帯の長さを測って検量線を作り、サンプルの長さをそれに当てはめてみると・・・
「こっちの方がピタッと濃度がわかるね!」


最後に、サンプルの濃度を答え合わせしました。
子どもたちは、解説を聞きながら、自身が予測した濃度との差について考察していました。
また、どちらの分析方法がフィールドで使用するのに適しているかについてもしっかり考えました。
「科学が大好きで絶対参加したい!と思って応募しました」
「難しかったけど、普段扱えない物に触れて、いい勉強になった」
「中学か高校に入っても科学をやりたいと思いました」
これからも科学に興味を持って、色々な実験にチャレンジしてみてください♪
将来、皆さんの中からはかせが誕生するかもしれませんね!