お知らせ
「コップ・DE(デ) ・プロジェクターを作ろう」を開催しました。
9月20日(土)に、ワークショップ「コップ・DE(デ) ・プロジェクターを作ろう」を開催しました。
講師は、愛知工業大学 工学部 電気学科准教授の中野先生です。
今回は、凸レンズとLED光源を組み合わせてプロジェクターを製作!
透明フィルムに書いた文字や絵を投影する実験を行います♪


はじめに、プロジェクターの原理や歴史など学びました。
仕組みが理解できたところで製作開始!




子どもたちはモニターに映した先生の手元と手順書をしっかり確認して、紙コップの底に穴を開けたり丁寧に取り組んでいました。
開けた穴にレンズを貼り、スクリーン(トレーシングペーパー)を貼ったコップを挿し込めば完成!
さっそく明るい景色の方へレンズを向け、中をのぞいてみると・・・
「スクリーンに景色が映ってる!でも逆さま、ピントも合ってないよ~」
なぜ逆さまに映るのか?ピントの合わせ方を教わり、子どもたちはいろいろと試しながら、映る景色を興味津々で観察していました。
レンズの仕組みの説明も教えてもらい、さらに理解が深まりましたね!


次に、LED光源と絵柄の描かれた透明なシート状のフィルムを入れたコップを作り、レンズを貼ったコップに挿し込んでプロジェクターを製作!
会場を暗くして壁に向かってプロジェクターの光を投影するとどうなるか確かめました。
「猫の絵が映った!距離によって投影される濃さや大きさが変わるの不思議だね!」
「自分で描いたキャラクターがスクリーンで投影されているよ♪」
子どもたちは、どうすれば絵がそのまま投影されるのか考えながら、上下左右裏表・・・と何度もフィルムを入れ直していました。
プロジェクターの仕組みを理解できましたね。


最後に、部屋の電気を全部消してプロジェクターのスイッチON!
子どもたちはお友達同士で覗きあったり、見え方を工夫しながら観察していました。
「すごい!!身近な道具でもよく見えるプロジェクターが出来るんだね!」
「カメラが好きなので、カメラの原点のカメラ・オブスキュラの原理が知れてとても良かったです」
「今度の自由研究のテーマにしたいと思います。」
今日は身近な材料でプロジェクターを作り、楽しく実験できましたね♪