お知らせ
「カラフルな結晶樹をつくろう!」を開催しました。
10月12日(日)に、ワークショップ「カラフルな結晶樹をつくろう!」を開催しました。
講師は、県内の科学館・小学校等でサイエンスショーやものづくり講座を実施されている沓名先生です。
「科学実験キャラバン隊」などでも活躍、慈恵歯科医療専門学校で講師もされています。
今回は、水溶液から結晶を取り出し、四季を感じるカラフルなツリーを作ります。
はじめに水に溶けた物質はどこへいくのか?溶解度や再結晶について学習しました。
少し難しい内容もショー形式で楽しく学び、子どもたちは楽しく理解できた様子。
さっそく、結晶樹作りの実験準備!
まずは、プラスチックコップなどを使って土台を作り、ろ紙を加工してツリーの原型を作ります。
ろ紙の特性で表面積を大きくすると結晶が大きくなりやすいと教わり、子どもたちは工夫を凝らしていました。
「切り込みをいっぱい入れてツノをつけてみたよ!」
「見本のように大きくキレイな結晶が取り出せるといいな♪」
続いて、ツリーに水性ペンで色を塗ります。
「紅葉の季節だからオレンジと黄色の2色!色が混ざらないよう気を付けて・・・」
「緑色と黄色のグラデーションもいいな」
結晶が成長する時に溶け出したペンの色が結晶に付く仕組みを聞き、子どもたちは成長後をイメージしながら丁寧に取り組んでいました。
土台にツリーを立て、いよいよ実験!
ツリーに尿素ベースの水溶液、粉末を順番に振りかけると・・・
「面白い!ちょっとずつ大きくなってる!」
「3日後の結晶樹の成長が楽しみ♪」
はじめに学習したことが実験で確かめられましたね!
最後にもう一度サイエンスショーを楽しみ、さらに化学の面白さに触れることができました。
「結晶について学ぶことができた」
「製作から少しずつ成長するので、経過を観察するのがとても楽しかった!」
「本プログラム前後のサイエンスショーはすごく理解しやすかったです☆」
結晶はとてもゆっくり成長するため、3日間ほどかけて結晶樹を大きくしていきます。
焦らずじっくり観察してください♪
