モノづくりQ&A

Q3(いと)はどうやってつくるの?

「つむぐ」という作業(さぎょう)をしてつくります。

材料ざいりょうによってつくりかたはいろいろあるけど、綿わたからいとをつくる場合ばあいはじめに綿わたのかたまりをほぐして、はしからほそくよじりながらひっぱってのばします。このままでは、すぐにちぎれてしまうので、ねじってからませてつよくします。これを「より」をかけるといいます。さいごに、まきとっていと完成かんせいです。このような作業さぎょうを「つむぐ」といいます。

糸は植物や動物からとれる、いろいろな材料からつくります。
糸は植物や動物からとれる、いろいろな材料からつくります。
糸は植物や動物からとれる、いろいろな材料からつくります。

むかしは、「紡車ぼうしゃ」という道具どうぐをつかって、いとをつむいでいましたが、1人ひとり1本いっぽんいとしかつくることができないので、すこしのいとしかつくることができませんでした。「紡機ぼうき」という機械きかい使つかうようになり、たくさんのいとがつくれるようになりました。

糸は植物や動物からとれる、いろいろな材料からつくります。

ここで見ることができます

繊維機械館せんいきかいかんでは、綿わたからいとをつくる「いとつむぎ」の様子ようすることができます。
これは、明治めいじはじめに日本にほんでつくられた「ガラ紡機ぼうき」。ガラガラとおとしながら、いとをつむいでいく様子ようすてみてください。

ここで見ることができます
次へ