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体験学習プログラム

体験学習プログラム

小学校5年生向けプログラム「自動車をつくる工業」

トヨタ産業技術記念館は、小学5年生を対象とした体験学習をサポートするプログラムを開発いたしました。第5学年の学習内容を体験することでより理解を深めるとともに、児童の能動的な学習を促します。

本教材の構成

トヨタ産業技術記念館 教科書との関連

以下の教科書の内容に対応しています。

【自動車をつくる工業】自動車生産の流れ/自動車工場のくふう/これからの自動車工業

トヨタ産業技術記念館 カリキュラム

本教材は全6時間を想定しており、10~13時間ある「自動車をつくる工業」単元内に必要な部分を取り入れるなど、カリキュラムのカスタマイズが可能です。

自動車を扱う単元の興味付けとして単元学習の導入に(2時間目~7時間目)

教科書で学んだことの体験的確認作業として(5時間目~10時間目)

教科書で学んだことをより深める発展学習に(10時間目~13時間目)

トヨタ産業技術記念館での体験学習の4つの特長

  • 1. まとまった展示

    今昔の自動車製造工場や、技術研究にまつわる展示、歴代のトヨタ車が一つの館にまとまって展示されているため、要所が案内・見学しやすい構造になっています。

    まとまった展示

  • 2. 今と昔の比較ができる

    工場の生産技術の変遷が展示されているため、過去と現在の技術を比較する中で、児童自身が現代の工場のくふうに気づきをもつことができます。

    今と昔の比較ができる

  • 3. 館内のスタッフに自由に質問できる

    工場勤務経験のある館内スタッフが児童の疑問に現状の立場から返答します。質問をすれば展示だけではわからなかった内容についても解説してくれるため、学習の内容が深まります。

    館内のスタッフに自由に質問できる

  • 4. 機械の動きを間近でじっくり観察できる

    実際の工場では見学不可能な溶接や塗装のポイントを絞った工程を見ることができます。機械の実演をしているため、機械の迫力を感じながらじっくり観察することができます。

    機械の動きを間近でじっくり観察できる

  主な学習内容および学習活動 ねらい
事前授業
20分
  • トヨタ産業技術記念館展示内容の確認
  • 調査するテーマの確認
  • 調査方法、「クルマ調査シートの使い方」を確認
  • 自動車生産の流れを予習
  • 施設見学を円滑に進めるための下調べ、事前準備をする。
  • 自動車生産の流れの基本を理解する。
施設見学
3~4時間
  • 昔の工場と現代の工場で自動車がどのようにつくられているかを比較調査する。
  • 現代の工場のくふうについて係の人にインタビュー調査をする。
  • テーマを立て、自動車の新しい技術について調査する。
  • 1台の自動車に焦点を当て、その自動車がつくられた社会的背景を調査する。
  • 昔と現代の工場の様子を比較し、その違いに気づく。
  • 現代の工場が様々なくふうをしていることを理解する。
  • 1台の自動車開発に込められた、自動車生産者の思いを理解する。
  • 自動車の新しい技術について知見を深める。
  • 展示を見たり人に聞いたりすることで積極的に調べる姿勢と力を養う。
振り返り授業
45分
  • 調査してわかった昔と現代の自動車生産の流れを発表。
  • 調査した工場や自動車のくふうを発表。
  • 自動車工場のくふうを目的別に情報整理する。
  • 自動車生産の流れを知識として定着させる。
  • 調査した工場や自動車のくふうについて発表し、クラス内で情報を共有する。
  • 自動車生産における様々なくふうの目的を理解する。
  • 見学だけでは足りない情報は、教科書や資料集を使用して補う。

トヨタ産業技術記念館 教材ツール一覧

以下よりご自由にダウンロードしてください。

指導者用


 

児童用