1月23日(土)に、「初めてのキミにも出来る!AMラジオの組立で“科学する心”を養おう!」を開催しました。

講師は、㈱豊田自動織機グループ ㈱サンバレー 大橋さんです。大橋さんは、㈱サンバレーのオーディオ部門である、真空管アンプ通信販売「ザ・キット屋」を立ち上げ、発展させてきた方です。

今回は初めての方でも完成できるAMラジオキットの製作を通して「モノづくりの感動」を体験!ハンダ付けにも挑戦します。
最初に先生から、ラジオのとらえる電波についてお話がありました。私達の周りには目には見えないいろいろな周波数の電波が常に飛び交っていて、音や光もその仲間です。

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ハンダ付けのお手本を見学した後、練習用の基板を使い作業の感覚をつかみます。ハンダゴテは大変高温になるので、取り扱いには十分に注意をしないといけません。
「コテ先を基盤につけて、1、2、3!それからハンダをつけて・・・」
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いよいよ製作開始!
部品を取り出して基板に差し込み、順番にハンダ付けをします。
「ICとコンデンサーは、向きを間違えないように気をつけよう」
組立説明書をしっかり読みながら作業を進めていきます。
「頭がふくらんでいるのがナベビスで、平たいほうが皿ビスなんだ!」
「アンテナの細い線を切らないように気をつけないといけないな」
2時間半のプログラムですが、大半の時間がハンダ付けの作業です。
「はじめは難しかったけど、だんだん楽しくなってきた」

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スピーカー、電池ボックスを取り付けたら、ついに完成です!
先生にチェックしてもらい、スイッチを入れ、ポリバリコンのつまみを回すとAM放送局の番組の音が♪
「よかった!ちゃんと受信できた」
苦労して作り上げたので、みんなとても満足気。
次は自分で部品を調達して自作のラジオ作りに挑戦してみてくださいね。