お知らせ

6月17日(土)に、「光コミュニケーション☆LED通信実験装置」を開催しました。
講師は、愛知工業大学　電気工学専攻の中野寛之先生です。
愛知工業大学では、オープンカレッジ　名古屋キャンパス公開講座を開催しており、中野先生は「少年少女のための講座」でロボット教室や、科学・ものづくり教室の講師もされています。

今回は、発光ダイオード(赤色LED)とフォトトランジスタ(照度センサー)を使って光通信装置を作ります。光による送信・受信の実験を通して、光通信について学習します。

はじめに光通信の仕組みや電子部品について説明を聞きました。
「音の信号を光に変換して通信するんだね。面白い！」「いろいろな部品の働きがよくわかったよ。」

材料確認後、まずは送信器の製作！説明書をよく見ながら、ブレッドボードにトランジスタ、三端子メロディIC、発光ダイオード、電池ボックスの線を差し込みます。
※ブレッドボード・・・はんだ付けをしなくても簡単に電子回路が作れる道具
「トランジスタやメロディICの向きを間違えないようにしよう！」
配線したブレッドボードと電池ボックスを長いスチロールボードに貼り付け、持ち手をつけたら送信器の完成！

続いて受信器の製作！スピーカーの線をフタに通して貼り付け、フォトトランジスタの足にジャンパー線をつなぎます。
「線は同じ方向に持ち、指でねじるように繋ぐと外れにくいよ☆」
フタの裏側に電池ボックス、ブレッドボードを貼り付け、ブレッドボードにトランジスタ、抵抗、電池ボックスと圧電スピーカーの線、フォトトランジスタにつながっているジャンパー線を差し込みます。最後にフォトトランジスタを裏側からはめ込んだら、受信器の完成！

送信器と受信器の電源をON！送信器の光を受信器の的(フォトトランジスタ)に向けてみると．．．
「メロディが聞こえる♪」「離れていると音が小さくなるね☆」「3つの送信器を同時に的にむけたら、メロディが重なって聞こえるよ！」

会場を暗くして実験！鏡や光ファイバー、色紙(赤・青・緑)に光を当てるとどのように反応するか確認しました。
「鏡の反射を考えて受信器を置こう♪」「光ファイバーは自由に曲げられるから、いろんな方向に光を送ることができて便利！」「赤い紙だけ通信できた！光は同じ色を通すんだね」

実験で得た結果から光のメカニズムを知ることができましたね。光通信の理解もさらに深まりました★家に帰ったら自分でもいろいろと実験してみて下さいね！