お知らせ
純銀ねんどでアクセサリーをつくろう
ワークショップ
2017.8.26
8月26日(土)に、「純銀ねんどでアクセサリーをつくろう」を開催しました。
講師は、日陶科学株式会社の佐宗さんです。
今回は、“純銀ねんど”という、見た目は普通のねんどなのに高温で焼くと純度99.9%の銀になる材料の不思議を楽しく学びながら、素敵なアクセサリーを作ります。




「ねんどを型に入れる時は、指の腹で押さえること。爪を立てないように・・・」「手早くしないと乾いてしまうよ」


乾燥を待つ間に「ねんどが純銀になるメカニズム」について学びました。純銀ねんどを使った作品の製作工程のDVDも鑑賞。
「化学反応が起きるんだ。面白い!」


「スポンジヤスリでバリや厚みのあるところをしっかり磨いて・・・」「まだ割れやすいから気をつけないとね」
5~10分ほど再度乾燥させたら焼成です。約900℃の炉に入れ約5分。炉の中を見てみると・・・
「火がついてる!」「ねんどに含まれるノリの成分が燃えているんだね」「ここで純銀に変わるんだ☆」
焼きあがりの時間までクイズにも挑戦!


「あれ?まだ真っ白。ただのねんどに見えるよ~」
ステンレスブラシで磨いて銀肌を出し、みがき棒で仕上げをします。
「だんだん輝きはじめた☆」「しっかり磨いたら鏡みたいにピカピカになった!」


今回、体験した金属の研磨作業は当館の自動車館「プレス型製作技術の変遷コーナー」の「手彫りプレス型の製作に用いた手作業の工具類」に詳しく展示されています。1957年まで、ヤスリや砥石を使った手作業で初代クラウンのフェンダーの金型を磨いていたとのこと。ぜひ立ち寄って見学してくださいね☆