12月14日(土)に、「はかせとあそぼ!雪の結晶を観察しよう」を開催しました。
講師は、材料工学分野で結晶成長工学を研究されている、名古屋大学 未来材料・システム研究所 未来エレクトロニクス集積研究センター 宇治原研究室の方々です。

今回は、観察キットで氷点下状態を作り、シャボン膜を凍らせて雪の結晶が成長する様子を観察します。

1214結晶①1214結晶②
研究室のスタッフと子どもがペアを組み、まずは、観察キットの製作!材料の確認をしたら、発泡スチロール箱のフタに円を描き、スチロールカッターで線に沿って切ります。
「円に切るのは難しいな」「ゆっくり慎重に・・・」

1214結晶③1214結晶④
箱の底の中心に印をつけたら穴を開け、LEDを挿し込みます。外側に出たLEDの足と電池ケースの導線をつなぎます。
「+極と-極をしっかり確認!」「スイッチON!LEDが点いた☆」
LEDにガーゼと透明フィルムをかぶせて保護し、テープで留めます。黒い画用紙をフタの穴と同じくらいの大きさに丸め円筒にし、LEDにかぶせ固定します。

1214結晶⑤1214結晶⑥
カップ3杯分のドライアイスを箱と円筒のすきまに入れます。
「手袋していても冷た~い」「すごい!これで氷点下になるんだ」
しっかりフタを閉じたら完成!針金を曲げてポイを作り、シャボン液を準備します。

1214結晶⑦1214結晶⑧
ポイをシャボン液に浸して膜を作り、ゆっくりと円筒の中に下ろします。じっと待っていると・・・
「結晶の粒が出来た」「だんだん拡がっていく~」「葉っぱの模様みたい・・・キレイ♪」「結晶になっていく様子を初めて見た!感動するね☆」
続いて、ストローでシャボン玉を作り同じように観察します。
「シャボン玉が一気に凍って落ちちゃった!」

1214結晶⑨1214結晶⑩
ポイの高さや下ろすスピードを何度も調整します。
「凍るギリギリの位置でガマン!」「やった~六角形ができてきた」
ここで撮影タイム!保護者も参加し結晶が成長する幻想的な様子をしっかりカメラにおさめました。先生から、なぜ雪の結晶はきれいな形になるのかを教わり、最後は仲良く記念撮影♪今日は身近な自然現象について楽しく学べましたね。箱の中の温度を計測して結晶の形の違いや成長のしかたを詳しく観察したり、これからもいろいろ実験してみてください☆