5月16日(日)に、「連発式輪ゴム銃をつくろう!」を開催しました。講師は、県内でゴム銃工作教室の活動をされているフォレスト工房の森さんです。

今回は、からくり仕掛けで6連発できるゴム銃をしっかりとした木工で作ります。的当て競技で優勝を目指しましょう!

はじめに、ゴム銃とはどのようなものか、割りばし鉄砲をはじめ、物差しとひもなど身近な材料を使った珍しいゴム銃の実演を見ながら仕組みを学びました。また、今日製作する連発銃は振り子時計の機構を応用しており、発想次第でいろいろなゴム銃が作れると教わりました。「人に向けない」など“ゴム銃のやくそく”を守るとみんなで誓って製作開始!まずは、パーツがそろっているか確認します。

次に、組み立て!まずは、フレーム(本体)に回転翼とトリガーを配置し、グリップをフレームに合わせてボンドで貼り合わせます。
「ボンドはフレームにちょんちょんとつけて指で延ばしていくんだね」「下に置いたまま作業した方が貼りやすいよ!」
フレームインナーを貼り合わせたら、回転翼が時計回りにスムーズに回転するか動くか確認!バレル(銃身)など残りのパーツを手順通りに貼り、ボンドが固まってきたらトリガーとバレルの間に輪ゴムを2重に掛けます。

もう一枚のフレームの位置を合わせクランプで閉じます。森さんに下穴を2ヶ所あけてもらい木ネジで締めます。最後に、もう一枚のグリップを合わせ完成!マジックペンで色を塗りオリジナルデザインの銃に仕上げて輪ゴムを掛けていきます。
「掛け方を間違えると壊れることがあるから気をつけないと・・・!」
回転翼、フロントフックの順に掛け回転翼を手前に回し「カチッ」と音がしたらOK♪同じように6発まで掛け準備完了!まずは、自分の手のひらに向けて1発!
「手のひらに…怖い…」「痛すぎる!絶対に人に向けたら危ないことがわかった!」
残りの5発は机に押しつけて撃ちます。動作に問題無ければ、いよいよ的当て競技!10個積んだ紙コップを的にして、親子でいくつ撃ち落とせるかを競います。

「紙コップ同士のすきまをくっつけて立てると当たりやすいかな?」
どうすれば的をたくさん落とせるか、的の立て方や銃の構え方などよく考えます。
「紙コップって案外重いんだね!いっぱい当たったけど、なかなか落ちない」「予想した通りに落とせない・・・難しい」「下から狙って一気に倒す作戦に変えよう」

親子それぞれ10点満点で2回競技を行い、最も得点の高い親子が優勝です。一人で20点獲得した方もあり、大盛り上がり!3位までの入賞者とデザイン賞2名には賞品が贈られました♪

最後に、モーターで動く100連発やバズーカなど森さん製作の色々なゴム銃の射撃を見学。すごい勢いで的が次々に倒される様子に歓声が上がりました。
「モノづくり体験のよいきっかけとなったと思います」「自分の作った物で的当て競技をしたのが楽しかった。的当て競技があると聞いていたので勝ちたい気持ちが大きくなり、ていねいに上手に作ろうと頑張れた」
森さんのブログにいろいろなゴム銃の作り方がたくさん載っています。興味があれば是非、参考にしてあきらめずに作ってみてください!