8月7日(日)に、ワークショップ「はかせとあそぼ!花から太陽電池をつくろう!」を開催しました。
講師は、光電気化学の研究をされている名古屋大学 工学研究科 鳥本研究室のみなさんです。

今回は、花や果物などの色素を使って光を電気にエネルギー変換し発電する色素増感太陽電池を製作!
光発電の仕組みを楽しく学びます。

はじめに、色素増感太陽電池とは?構造や発電の仕組みなどしっかりと学びました。
少し難しい内容でしたが、これから自分達で作れるとあって期待が膨らみます♪


製作開始!
バラの花びらなどをつぶして抽出した色素を酸化チタン電極に吸着させたり、導電性ガラスに鉛筆で色塗りしたり・・・
初めて扱う実験道具や材料も多く、子ども達は研究者の気分でわくわくしながら取り組んでいました。
途中休憩をはさみながら、2時間かけて2種類の太陽電池を完成させました!
「カレーとブルーベリー、どっちがパワーあるかな?」
「色の濃さが関係するかも・・・」

快晴の夏空の下、さっそく太陽電池に光をあてて電圧を測定!
子ども達は各色素の測定結果をリストにまとめて、どうしてそうなったのかを真剣に考えていました。
測定後はいくつかの太陽電池をつないでオルゴールを鳴らし、見事、発電に成功♪

最後に、クイズ形式で太陽エネルギーについて楽しく学んだ後、修了証書をもらいました。
「本当に花や果物から電気ができて、ドキドキで面白かったです」
「とても楽しかった!太陽電池の仕組みがよくわかりました」
「夏休みの自由研究に役立てたいと思います」

今日は、地球環境やエネルギー問題についても知ることができました。
太陽エネルギーがこれからもっと活用されると良いですね!