10月23日(日)に、ワークショップ「カラフルな結晶樹をつくろう!」を開催しました。
講師は、県内の科学館・小学校等でサイエンスショーやものづくり講座を実施されている沓名先生です。
「科学実験キャラバン隊」などでも活躍、慈恵歯科医療専門学校、碧南市立西端中学校で講師もされています。

今回は、水溶液から結晶を取り出し、四季を感じるカラフルなツリーを作ります。

はじめに、物質が水に溶けるとは?溶解度や再結晶について学習しました。
難しい内容もショー形式で楽しみながら理解できましたね。
続いて、尿素をベースにした水溶液から結晶を取り出し、結晶樹を作ることができるか実験!

まずは、プラスチックコップなど使って土台を作り、ろ紙を加工してツリーの原型を作ります。
ろ紙の特性で表面積を大きくすると結晶が大きくなりやすいと教わり、子ども達は工夫を凝らしていました。
「切り込みをいっぱい入れてツノをつけてみた!」

続いて、ツリーに水性ペンで色を塗ります。
結晶が成長する時に溶け出したペンの色が結晶に付く仕組みを聞き、子ども達は成長後をイメージしながら丁寧に取り組んでいました。
「紅葉の季節だからオレンジと黄の2色!色が混ざらないよう気を付けて・・・」

 

土台にツリーを立て、いよいよ実験!
ツリーに尿素ベースの水溶液、粉末を順番に振りかけると・・・
「直ぐに結晶が出てきた~」
「面白い!ちょっとずつ大きくなってる!」
「結晶樹の成長が楽しみ♪」

はじめに学習したことが実験で確かめられましたね!
結晶はとてもゆっくり成長するため、3日間ほどかけて結晶樹を大きくしていきます。
焦らずじっくり観察してください!