12月18日(日)に、ワークショップ「オリジナルクリスマスツリーをつくろう!」を開催しました。
講師は、県内の科学館・小学校等でサイエンスショーやものづくり講座を実施されている沓名先生です。
「科学実験キャラバン隊」などでも活躍、慈恵歯科医療専門学校、碧南市立西端中学校で講師もされています。

今回は、水溶液から結晶を取り出し、個性豊かなクリスマスツリーを作ります。

はじめに、物質が水に溶けるとは?溶解度や再結晶について学習しました。
ショー形式で楽しみながら学び、難しい内容もよく理解できたところで実験開始!

尿素をベースにした水溶液から結晶を取り出し、ツリーを作ることができるか確かめます。
まずは、プラスチックコップを使って土台を作り、ろ紙を加工して芯の部分を製作!
子ども達は、なるべく大きな結晶ができるようにろ紙の表面積を大きくする工夫を凝らしていました。
「てっぺんを少しカットしたよ。切り込みもたくさん入れてみた!」

続いて、ろ紙に水性ペンで色を塗ります。
結晶が成長する時に溶け出したペンの色が結晶に付く仕組みを聞き、子ども達は成長後を想像しながら丁寧に取り組んでいました。

土台にろ紙を立て、いよいよ実験!
尿素ベースの水溶液、粉末を順番に振りかけると・・・
「すごい、もう結晶ができてきたよ♪」

はじめに学習したことが実験で確かめられましたね!
最後に、もう一度サイエンスショーを楽しみ、さらに化学の面白さに触れることができました。

「結晶が大きくなった姿を早く見たい☆」
「先生のお話が楽しく、勉強になりました」
「実験が面白くて、理科が好きになりました!」

結晶はおよそ3日間かけてゆっくり成長し、大きなクリスマスツリーになるそうです。
焦らずじっくり観察してください!