8月6日(日)に、ワークショップ「ポンポン蒸気船をつくろう」を開催しました。
講師は、東京工業大学の同窓生で運営されている蔵前理科教室ふしぎ不思議(くらりか)の皆さんです。

今回は、水蒸気の力で進むポンポン蒸気船を作ります。
水に浮かべて走らせ、船を動かす水蒸気のヒミツを探しましょう!

はじめに、ポンポン船とは?水蒸気の性質など詳しく学び、製作開始!
牛乳パックやアルミパイプなどを使って船を作ります。

 

「水が浸みこまないようアルミテープでしっかり留めたよ」
「パイプはエンジンになるんだね、先端は船底より下にして・・・」

子どもたちは、パイプの位置や舵の深さなどを何度も調整し、丁寧に取り組んでいました。
完成したら、さっそく船を水に浮かべて走らせます。

固形燃料を燃料カップに入れて船にセット!
講師がパイプに水を入れてから燃料に火を点け、しばらく待つと・・・
「船がブルブル動き出した!やった~すごく速い!」
「船の後ろに波ができてくよ~」

波を立ててカッコよく進むポンポン船に子どもたちはすっかり夢中♪
歓声を上げ、動く様子をじっくり観察していました。

最後に、模型でエンジンの噴射を観察!
ポンポン船が動く仕組み、水蒸気利用の歴史や発電の仕組みなどもしっかり学びました。
「どうして船が動くのか、蒸気の力がすごいことがわかった。楽しかったです」
「思ったより速く進んで驚いた」
「面白かったです。自由研究に使えそうです」

当館では、今回学んだ仕組みがよくわかる蒸気機関の展示・実演を行っています。
是非、見学してください♪