11月5日(日)に、ワークショップ「裂き織り体験 オリジナルミニバッグをつくろう」を開催しました。
講師は、文化センター等で手織りを教えている手織り工房YUKI  辻澤さんです。

今回は、家にあるTシャツやタオルなどを裂き、糸にして、手織り機で織る”裂き織り”に挑戦!
織った布で自分だけのオリジナルミニバッグに仕上げます♪

はじめに、裂き織りの歴史や特徴などを聞いて作業開始!
まず、Tシャツや布を2㎝ぐらいの幅で切っていきます。

子どもたちは、持ってきたTシャツなどを長い糸になるように丁寧に切っていました。
「面白い!Tシャツ地は伸ばすとクルンと丸まって太い糸になったよ」

続いて、裂いた布をシャトルに巻き、手織り機の仕組みなど説明を聞いて、いよいよ織っていきます。
「1段織ったら櫛で目を揃えて・・・きっちりとした織り目になったよ☆」
「よこ糸を変えるときは糸の端を斜めに切って、4㎝位重ねるんだね」

子どもたちは、太めのよこ糸を通すのに苦労していましたが、根気良く取り組みどんどん上達!
楽しそうに夢中になって織っていました。
布の模様や縫い代を活かしてワンポイントにする子もあり、自由な発想でアレンジしていました♪

布が織れたら手織り機からはずし、仕上げ作業をして完成!
子どもたちは、世界に一つだけのバッグが出来上がり、皆とっても嬉しそう♪
「捨てるモノが、使えるモノに生まれ変わるってスゴイなと思いました」
「作る工程がやや難しかったが、できた作品にはとても満足した」

2時間半コツコツと丁寧に取り組み、素敵な作品ができましたね♪
当館の繊維機械館には、いろいろな技法を使った織りや織機の展示があります。
是非、見学してみてください☆