2月25日(日)に、ワークショップ「手織り体験 春のプチマフラーをつくろう」を開催しました。
講師は、文化センターなどで手織りを教えている「手織り工房YUKI」の辻澤さんです。

今回は、春色の段染め毛糸やフワフワ糸を使って手織りに挑戦!
通し穴を作る織り方もマスターして、穴に差し込むだけで簡単に巻けるショートマフラーを作ります♪

 

はじめに、好きな色の毛糸を選び、織り機の仕組みや織り方の説明をしっかり聞いて、作業開始!
まずは、よこ糸の準備に取り掛かります。
「シャトルに糸を8の字を描くように巻くんだね」
「全部で3本・・・よし、ちゃんと巻けた!」

いよいよ、シャトルをたて糸の間に通して織っていきます!
子どもたちは、フワフワ糸の毛足がたて糸の間に挟まって寝てしまわないよう、

たて糸を開くために綜絖(そうこう)を上手く使って立たせながら丁寧に取り組んでいました。

  

続いて、段染め毛糸で通し穴を作ります。
子どもたちは、たて糸の右半分と左半分にそれぞれシャトルを通して同時に織る難易度高めの織り方に四苦八苦!
「真ん中がずれてる・・・右側のたて糸を余分にすくったかも」
「糸がこんがらかった!!シャトルを抜いてもう1回やり直そう」
「だんだん分かってきた♪キレイに穴が作れたよ」

再び、段染め毛糸、フワフワ糸で目標の長さになるまで織ります。
多彩な色が繰り返し現れる面白さを感じながら、子どもたちは根気良く夢中で織っていました。
最後に、仕上げ作業をして完成!
「今までで一番楽しかった!少し難しかったけど、とても楽しく取り組めた」
「マフラーを作るのがこんなに大変だということを知った」
「新しい織り方で織るのが楽しかった」

世界に1つだけのマフラーを身に付けた、子どもたちの笑顔が春色に輝いていました♪
当館の繊維機械館には、いろいろな技法を使った織りや織機の展示があります。
是非見学してみてください!