7月21日（日）に、ワークショップ「手織り布で小物トレイを作ろう」を開催しました。
講師は、文化センターなどで手織りを教えている「手織り工房YUKI」の辻澤さんです。

今回は、織りの仕組みを学んで手織り布を作ります。
織った布の四方にスナップボタンを付けて留めて、小物などを入れるトレイに仕上げます♪

はじめに、好きな色のよこ糸を選び、織り方をしっかりと学びました。
手織り機の仕組みも理解できたらよこ糸の準備をして、さっそく手織り体験！

まず、よこ糸をシャトルに8の字を描くように巻いたら、シャトルをたて糸の間に通してコツコツ織っていきます。
「たて糸によこ糸をまっすぐおくと、布の幅が狭くなるから気を付けよう」
「あれ?よこ糸が抜けちゃった・・・たて糸の上下をいれかえなくちゃ」

子どもたちは、集中して織るうちにどんどんスピードアップ！
織り目もキレイにそろえ、丁寧に取り組んでいました。

布が織れたら手織り機からはずし、仕上げ作業をしスナップボタンを付けて完成！
「初めてはたおり機を使いました。少し難しかったけど、上手くできてうれしかった」
「難しそうだったが、出来上がりの達成感が高く満足☆」
「実際に自分の手で作成することで、織機の知識が広がりとても良いプログラムだと思いました」

ボタンを外せば平らなるので、持ち運びにも便利ですね。
当館の繊維機械館には、いろいろな技法を使った織りや織機の展示があります。
是非、見学してみてください♪