8月25日(日)に、ワークショップ「真鍮細工体験」を開催しました。
講師は、真鍮専門店K＆D MARKET.の近藤さんと(株)アロマ工房 西野さんです。

今回は、金属を叩きながら成形する技法「鍛金」を楽しく学び、アンティーク調の真鍮バングルに挑戦します！

はじめに、素材の特性や様々な技法について教わりました。
真鍮に金づちで文字などを刻む刻印について学び、ついに製作開始です！。


まずは、バングルに刻印をするアルファベットや数字を決めて、金づちで文字を刻んでいきます。
「文字の向きを間違えないように、慎重にやろう！」
「一回で成功させないといけないから、緊張するね・・・」

最初は恐る恐る金づちをおろしていた子どもたちも、すぐにコツをつかみ、楽しそうに取り組んでいました。

次は、金づちで沢山打ち付けることで、デコボコの模様を入れる作業です。
「綺麗な模様が入ったよ！文字の周りも、もう少し叩いてみよう！」
「打つ部分を少しずつずらすと、キレイな模様になった♪」

模様付けが終わったら、バーナーで真鍮に熱を加え、一度水に入れて冷まします。
少し柔らかくなった真鍮を、木の型に合わせてUの字に曲げていきます。


最後に、真鍮の先をやすりで磨き、腕にあたる部分をなめらかにしたら、全体もスポンジで磨いて光沢を出します！
真鍮の先を、腕の太さに合わせて、先生にペンチで曲げてもらったら、ついにバングルの完成！
「金づちで叩いたり、バーナーを使ったり、色んな工程があって楽しかった！」
「刻印された文字や金づちの模様まで、世界にひとつしか無い、自分だけのバングルを作れて嬉しかった！」

今日体験した鍛金作業は、当館の自動車館の「AA型乗用車のフェンダ加工工程」などの展示で見ることができます。
金属加工コーナーでも様々な技法の実演がありますので、是非見学してみてください！