お知らせ
「オリジナルクリスマスツリーを作ろう!」を開催しました。
12月22日(日)に、ワークショップ「オリジナルクリスマスツリーを作ろう!」を開催しました。
講師は、県内の科学館やいろいろな施設でサイエンスショーやものづくり講座を実施されている沓名先生です。
「科学実験キャラバン隊」などでも活躍、慈恵歯科医療専門学校で講師もされています。
今回は、水溶液から結晶を取り出し、個性豊かなクリスマスツリーを作ります。


はじめに、物質が水に溶けるとは?溶解度や再結晶について、実験ショーやクイズを交えながら楽しく学びました。
この再結晶の原理を利用して、尿素をベースにした水溶液から結晶を取り出し、結晶のツリー作りにチャレンジ!




まずは、プラスチックコップを切り張りして土台を作り、ろ紙を加工してツリーの原型を作ります。
子どもたちは結晶が大きく成長するよう、なるべくろ紙の表面積を大きくする工夫を凝らして、丁寧に取り組んでいました。
水性ペンでろ紙に色を塗ると、結晶成長の時に溶け出した色が結晶に付く仕組みも教わり、さっそく実践!
「切り込みをたくさん入れて、緑と黄の2色にしたよ。どんなツリーになるのか楽しみ♪」
「2色使う時は、色が混ざらないよう気を付けて・・・」




最後に、ツリーを受け皿に立てて、尿素ベースの水溶液、粉末の順に振りかけると・・・
「すごい♪すぐに結晶ができてきた!」
子どもたちは再結晶の現象を興味津々で観察していました。
化学変化の不思議を実感した後は、再びサイエンスショーを楽しみ、さらに科学に関心を持った様子。
「結晶が思ったよりも早く発生して、おもしろかった」
「先生の説明が分かりやすく楽しくできた」
「分かりやすく、大人も楽しめる内容が良かった」
結晶はおよそ3日間かけてゆっくり成長し、大きなクリスマスツリーになるそうです。
楽しみに、焦らずじっくり観察してください♪