モノづくりQ&A
Q5新(あたら)しい車(くるま)はどうやって開発(かいはつ)しているの?
企画(きかく)、デザイン、設計(せっけい)、テストを行(おこな)って開発(かいはつ)します。
企画(きかく)
まず、始(はじ)めにいろいろな人(ひと)の意見(いけん)を聞(き)いて、大(おお)きさ、性能(せいのう)、装備(そうび)など、どんな車(くるま)にするかをみんなで話(はな)し合(あ)って決(き)めます。
デザイン
頭(あたま)にうかんだ車(くるま)の外側(そとがわ)や内側(うちがわ)のイメージをスケッチブックにまとめてから、ねんどで本物(ほんもの)そっくりの見本(みほん)をつくり、形(かたち)や色(いろ)を決(き)めていきます。
設計(せっけい)
実際(じっさい)に車(くるま)をつくるための設計図(せっけいず)を、コンピューターを使(つか)ってかきます。これを「CAD(キャド)」といいます。
テスト
試作車(しさくしゃ)をつくって、テストを行(おこな)います。気持(きも)ちよく乗(の)れるか、安全(あんぜん)に乗(の)れるか、排気(はいき)ガスなどの問題(もんだい)はないかなど、たくさんのチェックをします。また、工場(こうじょう)でつくりやすいように部品(ぶひん)が設計(せっけい)されているかも調(しら)べます。
こうした作業(さぎょう)をチーフエンジニアとよばれる人(ひと)を中心(ちゅうしん)に、たくさんの人(ひと)が協力(きょうりょく)して行(おこな)い、3年(ねん)から4年(ねん)くらいかけて新(あたら)しい車(くるま)をつくります。
ここで見ることができます
トヨタでは、300人(にん)以上(いじょう)の技術者(ぎじゅつしゃ)が約(やく)3年間(ねんかん)をかけて、新(あたら)しい自動車開発(じどうしゃかいはつ)を行(おこな)っています。自動車館(じどうしゃかん)では、新(あたら)しい車(くるま)ができるまでをアニメーションでわかりやすく説明(せつめい)しています。
Q1車(くるま)はどうやってつくっているの?
Q2車(くるま)はどんな材料(ざいりょう)や部品(ぶひん)からできているの?
Q3かたい金属(きんぞく)は、どうやって加工(かこう)するの?
Q4車(くるま)はどうして動(うご)くの?
Q6車(くるま)づくりに大切(たいせつ)なことはなに?
Q7ガソリン以外(いがい)で動(うご)く車(くるま)はあるの?
Q8世界(せかい)で初(はじ)めてつくられた車(くるま)はどういうもの?